狂骨の夢 1/志水アキ(原作:京極夏彦)感想

コミック怪』に連載中の京極夏彦原作小説の『狂骨の夢』コミック版。
前作『魍魎の匣』の続編にあたり、シリーズ史上最高の叙述トリックといわれる本作に、志水アキが挑む!
京極夏彦×志水アキコンビ待望の新作!

魍魎のコミカライズも本当に素晴らしかったので、全く不安はなかったんだけど、狂骨も素晴らしい!
っていうかここまで小説という別メディアを漫画に落とし込めるんだなって毎回感動する。
ほんと原作愛と情熱と技量がすさまじいなぁ!もう原作を何度も読んでるので種明かしはわかってるんだけど、それでも面白く読めるし。
だからこの先ここどうするんだろうとか気になるところはあるけどそれは続巻の楽しみだね。
キャラクター造形も相変わらず本から出てきたんじゃないかって思うくらい素晴らしい。
伊佐間屋は魍魎の最後に出てきたけど、降旗くんと白丘さんもイメージ通り。朱美さんもエロくていいけど、オッサンに比べてマンガの美人な和風女性のパターンって限られてくるよなーとは思ったw涼子さんとか茜さんとかはどういう造形になるのか気になるw
薔薇十字探偵も楽しみだなー。