黒子のバスケ 18巻 / 藤巻 忠俊 感想

黒子のバスケ 18 (ジャンプコミックス)

黒子のバスケ 18巻 あらすじ

陽泉の絶対防御をこじ開け、じわじわと追い上げる誠凛!
しかし木吉の消耗は激しく、疲労は隠せない…。
そして、紫原がついに攻撃に参加する。
圧倒的な破壊力で誠凛コートを蹂躙する紫原に、黒子達は…!?

陽泉戦中盤。フルでずっと試合の18巻。
表紙は氷室・紫原の陽泉ダブルエース。
背表紙はアレックス。


18巻一番の見どころとしては本気を出してオフェンス参加した巨大化むっくんのバヌケ感ww
いや強敵っぷりがわかりやすく可視化されてていいんだけど、「来たぁ、紫原のOF!!」のコマとかもうバスケマンガじゃなくて、村を襲撃する巨人の図だよwww
ゴールを壊した辺りで、何故かテニプリで照明落下してきたことを思い出した。 もしSQ辺りで新黒子のバスケ選抜編が始まるなら、どっちがゴールを多く壊すかの戦いで、狙われるゴールを黒子がミスディレする展開になりそうだ。NGで審判にダメ出しされてたけどw


氷室さんはすごいプレイヤーらしいけど、なんか技が地味というか、相棒むっくんが画的に派手なので、あんますごく見えないなー。竜くらい背後に背負ってもいいと思う。
すごいけどキセキ以下の描写じゃないといけないのかな、難しいね。
歓声で「うわぁ点差が開いてきたぞ」「でもムリもねぇ…むしろよくやってるぐらいだよ誠凛は!!」は観客ものわかりよすぎだろwと思った。


黒子とむっくんの中学時代の回想。
あんな身長と体格差がある相手にも怯まない黒子さんマジ男前…。流石少年マンガの主人公。
むっくんがキセキの世代でも好戦的な部類って言われてるけど、黒子も結構好戦的な方だよな…信念のためなら戦うのを辞さないというか。手も早いし。
バスケや努力の考え方で対立してるのに「人としてはむしろ好き」とか言う辺りは、大人…なのかな、うーんw
対するむっくんも試合中で巨大化してめっちゃ怖い顔でヒネリ潰すとか言ってんのに、黒子のマークに「(軽すぎて)わたあめか!」って言うあたり、キセキはやっぱ黒子に関しておかしい。


木吉先輩はここのところ試合毎に、時限爆弾付きサンドバッグ役で、またか…とちょっと思っちゃう。毎回同じ人の怪我で湿っぽくなるのがなー
誠凛は3年いないから今回のWCで勝たなきゃいけない理由が薄いのと、黒子+火神以外の2年のドラマを補強したいというのはわかるんだけど、アキレス腱すぎるような。


海常が解説要員なのに1ページ使って登場wwとか思ってら予想外に美味しい出番があった。
次対戦する新キャラみたいな登場で、なんか既視感あるなと思ってファンブック読んだらわかった。中宮南の登場シーンに似てるんだ。
そんなライバルポジションだっけ?とも思ったけどwゾーン厨になったかがみんを叱咤激励する黄瀬さんかっこいい。
ただキセキは黒子に関しては甘いけど、それ以外には認めた相手に対しても普通に嫌な敵だなww


あとプロゾーン解説員になってる青峰さんも地味に面白かった。
黄瀬くんも大概プロ誠凛解説者だよね…。大体の試合見てるような。
これ決勝戦はキセキ全員割セリフで観戦・解説するのかな。楽しみ。
次巻で陽泉戦はそろそろ決着かな。

その他

番外編3つと4コマ2本収録。
緑間さんの4コマでの輝きっぷりwはねつきネタが好き。
カントクのおっぱいはおっぱいというより胸筋ぽい気がする
書き初めの話が成り立つキセキは改めてキャラ立ちしてんなーと。しかしボケ倒しな集団だ…。