DearGirl〜Stories〜響 4巻（最終巻）/ 諏訪勝・いわさき砂也感想

http://sylph.dengeki.com/special/hibiki/
原作：諏訪勝 / 作画：いわさき砂也
人気ラジオ番組「Dear Girl〜Stories〜」のパーソナリティであり声優でもあるヒロCとオノDは、本業の裏側で、悩み多き乙女を助ける秘密組織『響』として今日も忙しく飛び回っていた！
第4巻はシリーズ最長編のFinalシーズンを収録。
「私の恋人になって下さい」という乙女・真央の依頼にドキワクなヒロC＆オノD。
しかしその依頼解決後、テライケメン司令官からオノD解雇を言い渡される!!なぜ!?どうして!?「DGS響」は解散しちゃうの…!!?
歴史にその名を刻んだラジオ番組発コミカライズ声優系トンデモ乙女コメディ『Dear Girl〜Stories〜響』、ここに―― 完結!!

2か月連続刊行な最終巻。
表紙はヒロC。カラーピンナップは最終回前編掲載のシルフ表紙だったスーツの2人。さーやこっちのカラーでオノDを白スーツにすればよかったんじゃ…（白スーツにしようか迷ったとコメントしてた）
裏表紙はみかんおじさんと2人。毎回ここのミニキャラ絵は安定してオノDがひどい目に遭ってるか、その直後ひどい目に遭うかのどっちかですごい好きｗｗ

わたしが買った本屋さんでは新刊売場なのにちゃんと3・4巻隣に置いてあったよ。よくわかってるｗ
最早オビが売りのひとつかもしれない。3・4巻を隣り合わせに置くとこんな感じ↓

並べてみたら3巻薄いな…ｗ
神谷さんは小野さんが3巻帯書き終わる前に4巻帯書き終わったらしいけど、最後だからちょっとイイこと書きそうだなと予想したんだろうか、きれいにつながってるｗ
奇しくも表紙も帯も3・4巻連作という。もしかして狙…偶然だろうな。DGS関連はよくできた偶然に溢れすぎてる。
神谷さんはこういうこと書きつつまた発売日に本屋行ったのかな。ツンデレツンデレ。

ちなみに2巻の帯はこんな感じだった。↓

ザ・てんどん。
1巻の帯はどっか行っちゃった。「小野くん　良いこと言った！→」「早くもベストセラー！」だったみたい。
手元の1・2巻は色んな人に貸したのでもうボロボロだった。でも4冊とも初版で買ってるなｗ

さて4巻。トーンが増えて画面が華やかになってるｗ
相変わらずさーや絵はきれいだし、随所にラジオネタがあって楽しい。
17・18話以外は本誌で読んでいたんだけど、これ14〜21話の8話全部でファイナルシーズンなんだね。

真央の話って諏訪さんの書いた原作と違う展開になったらしいけど、元々はどういう結末だったんだろ。
しかし真央もめんどくさい…どうして響に登場する依頼人乙女は変なとこリアルにめんどくさい子達なんだろうか。作者の趣味？
まぁ下手に主役2人sageできないから彼女達をsageることにより展開作るのはしょうがないんだけど、もっと応援したくなるような魅力あるヒロインならいいのになぁ…ってよく思った漫画だった（無茶言うな）
ところで響の事務所ってジャワー室とかバス付きなのだろうか。何でドライヤーあるの？

オノD響解雇のあたりはコミックスで見るとほんと駆け足な急展開だなｗ
本誌で20話を読んでえっちょっと待ってどういうこと！？と思い前号のシルフをポチッた思い出。ヒロCは読者が付いていけななかったくらいにオノDが好きだったんだね…知らなかったよｗｗ
あそこで暗黒響が入ってこなかったら、彼はツナギ抱きしめて一人でめそめそ泣いてたのだろうか…。公式怖い。
最終回の感想は前にも書いた通りだけど（http://d.hatena.ne.jp/haleyaka/20120314/p4）まぁ末永くお幸せにってことでいいのかなｗ
昔小野さんがラジオで言ってた「一緒のお墓に入ろうね」が実現しそうな展開で、これが小野ノート…！とちょっと戦慄したｗｗ

巻末カラーページ。神谷さんのインタビューとグラビア1ページずつ。あとグッズ紹介。2011年キャラホビの神谷さんの写真かわいい。

諏訪さんのあとがきに書いてあった話は是非とも読みたい。ヒロCが響に入るきっかけの話と、オノDを入れようと思った経緯の話はすごい気になる。
またひょっこり響リターンズで帰ってきてくれても全然良いのよ。それかガルスタでヒロCオノDのビジュアルまんまな風神雷神マンガを連載してもいいのよ…！

泣いても笑っても最終巻。これで完結。
いわさき砂也先生、猫にんげんせんせい先生はじめ関係者の方もお疲れさまです。
公式でこれだけのクオリティのコミカライズが見れて幸せでした。マンガもドラマCDもゲームも楽しかったしグッズも可愛かったです。
でもいつか動いてる響が見たいな！次回作に期待…あ、忘れず秋のドラマCDも買うよｗ

すごい個人的なこと言うと、わたしの下の名前がさやかで子どもの頃さーやって呼ばれてたので、この作品のお蔭で（元を辿ると雨音PVなんだろうけど）2人が名前呼んでくれる機会が沢山あったのが私得でしたｗありがとうございましたｗｗ