魔法少女まどか☆マギカ公式ガイドブック you are not alone. 感想

魔法少女まどか☆マギカ公式ガイドブック you are not alone. (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

魔法少女まどか☆マギカ公式ガイドブック you are not alone.

予告イラストを含む全話プレイバックはもちろんのこと、
製作陣の座談会によるまどか誕生秘話をはじめとした
大ボリュームのスタッフ&出演者インタビューに世界観や美術設定の資料、
さらには発表された版権イラストも一挙紹介!!
唯一無二の「魔法少女まどか☆マギカ」公式ガイドブック、堂々発売!!

まどか☆マギカのファンブック?公式ガイドブック?なんていうのこういうの。設定資料集にしてはそこまで資料は載ってない感じ。
でもまんべんなくアニメ関連のことを網羅している内容、カラーで各話解説とか、キャラや魔女の設定とか、関係スタッフのインタビューもかなり充実してて(字小っちゃ!)いい感じ。企画段階からどう出来上がっていったのかが一通りわかるし、うめ先生のキャラデザ案も掲載されてる。


読んでると、どの人がどこを担当してたんだってのが大雑把にわかって作品を解体して見れる感じが面白かった。魔女関連は設定もイヌカレーさんがやってたんだ!とか。
キャスト関連だとオーディションは誰を受けてもよかったとか、杏子の藍ぽんの配役はわたしは不思議だったんだけど理由がわかってなるほど!と。声優インタビューは魔法少女はまどか&ほむほむ、さやか&杏子はコンビなのに、マミさん(水橋さん)をピンにするあたり、製作側わかりすぎてて辛いw
そういえばOPの歌詞は本編の内容を踏まえて書かれたものじゃないってちらっと出てきてたけどどうなんだろう。それだったらすごい偶然。
まどかの音楽も好きだったので梶浦さんの曲解説もっとほしかったかもと思ったり。


読んでて、狙っていない偶然だった要素が結果的に視聴者を巻き込んで上手く転がっていったんだなぁと思うことがあって、化物語のガイドブックを読んだときにも同じことを思ったのを思い出した。同じスタジオなので似たことはあるんだろうけど、大きな成功を収めるアニメには奇跡も魔法もあるのかもしれない。(うまいこと言えてない)
絶望全書とか荒川のガイドは逆に…制作はがんばってるのにうまく回っていかない感が伺えたけど、さ…