劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-感想

http://www.gundam00.net/
24世紀初頭、突如として姿を現した私設武装組織「ソレスタルビーイング」。
彼らはガンダムによる戦争根絶を掲げ武力介入を開始、一時は組織壊滅の危機を迎えながらも、争いの絶えなかった世界を急変させた。
地球連邦政府の成立。その後の独立治安維持部隊アロウズの専横による戦争状態を経て、武力に頼らない社会を選択するに至った人類だったが、西暦2314年、再び危機が訪れる。130年前に廃船となっていた生体反応の無い木星探査船が地球圏に接近してきた。それは、人類の存亡をかけた戦いの始まりを告げる船だった・・・
戦いの中、人類の水先案内人たる革新者（イノベイター）へと進化したソレスタルビーイングのガンダムマイスター、刹那・F・セイエイ。彼は、新たな危機の中で、自らの進化の本当の意味と直面する。果たして、イオリア計画の最終段階とは。そして、「来るべき対話」とは一体何なのか――

ねたばれ感想。

正直そこまでテレビ版の熱心な視聴者ではなかったので、映画に行ったのは舞台挨拶見たかったのが大きくて、映画の内容にそこまで期待はしてなかったんだけど、思いのほか面白かった。

映画冒頭の気合入りすぎな「映画ソレスタルビーイング」とかww お遊びもありw 作画も気合入ってた。
あと映画で一番得をしたのは間違いなくビリーwww　優しくしてくださいに吹いたww コーラも相変わらずww
ハムもおいしかったけど、ブシドーさん時代ほど変な人じゃなくなった途端ちょっと、キャラがうす、、、ゲフゲフ。
考えて見れば刹那への思いを自覚（語弊）＞死ぬ気で突破口を開くという、、ある意味彼の愛を全うした、のかな…うんかっこよかったよ。深く考えるとアレだなぁ。

アレルヤさんというかハレルヤさん一人ハリウッド的大活躍w ソーマの名前を呼んだのはかっこよかったなー
ライルはあんまりエピソードなかったけど冒頭のメガネが素敵だった。
ちっさいティエリアさんはほんとにカーナビでなんか笑った。そしていい尻だった。あんなデスクトップガジェットがほしいよCV.神谷浩史で！w
あと宇宙に咲く大きいお花とメタルせっちゃんで吹いてしまったww
フェルトはいつの間にそんなヒロインになったの？とか思ったけど、貧乏姫が乗船するわけにもいかないし、劇場版なのに主人公を近くで思ってくれるおにゃのこがいないのはさみしいもんね、と納得。
デカルトの勝地涼さんは俳優さんだけど思いのほか声良かった。叫ぶシーンとかは少し気になったけど、予備知識がなかったら普通に声優さんだと思った。

戦闘は今回の敵が敵なので、ひたすら撃つ撃つだった。
画面がごちゃーっとしてるかんじ。なんでか00は戦闘がもっさいイメージあるなぁ。
生身ティエリアさんが登場→退場が早すぎるというか、こういう人が仲間内にいると生死の倫理観とかが揺らぐのと（戦死で感動とかが薄れる）対話しよう対話しよう言う割に結構自己犠牲を容認してるのが気になるけど、そんなことをテレビで思った人は映画を観に来ないだろうし今更の話かなー。

当人たちは幸せというか満足な結末なんだけど、それでいいのかみたいな後味が残るあたりは、シャンバラを彷彿とさせたww
デイブレの歌詞にもあって、映画批評家の人も言ってたけど「進化しない（争いを起こす）この血が大嫌い」の答えが進化して人間よりも賢くなれば争いはなくなるということならあんまり救いがないような気がした。
まぁでもガンダムものであることを除いて、SFとかパニックもののアニメ映画として見れば、作画も良かったし、キャラそれぞれ見せ場はあったし、まとまってたし普通に結構楽しめた。意外だった。
逆に言えば、これをガンダムでやる必要はあるのかとも思ったけど、00を2期まで観れた人なら行ってもいいんじゃないのかなぁ。
連れは00予備知識まったくなく観たけどまぁまぁ楽しめたみたいなので、映画としても悪くない出来だと思う（なんかえらそう）

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