「幻想水滸伝 紡がれし百年の時 サウンドトラック＆ドラマCD」感想
幻想水滸伝 紡がれし百年の時 オリジナルサウンドトラック＆ドラマCD
http://www.konamistyle.jp/item/71595幻想的に美しく紡がれる音楽
「幻想水滸伝 紡がれし百年の時」 のサントラがゲームと同時登場！
アーケイック・エスニックな世界観を継承しながらもどこか新しい、幻想的な世界観が広がる音楽です。
主題歌「The Giving Tree（ゲーム・サイズ）」（石川智晶）を含む、ゲーム・サウンドトラック集と、オリジナル・ドラマを収録した3枚組の商品です。
http://www.konamistyle.jp/sp/genso_100y/disc.html
オリジナル・ドラマ 〜100年前の物語〜
100年前の英雄、トルワドの物語。ドラマCDだけのオリジナル・ヒロインも登場。
豪華声優陣が参加し、物語に華を添えます。100年前の世界へいざなう物語を、1話約10分×5本仕立てで収録します。
http://www.konamistyle.jp/sp/genso_100y/comment.html主な登場人物
「紡がれし百年の時」のゲームの出来自体は幻水シリーズファンで好きな声優が出ててもあまり擁護できないというか、人に薦められない感じではあったけど、わたしは何故か結構好きだったので、このコナスタ限定のサントラ＆ドラマCDを購入。
そんなに期待してなかったんだけど、4200円で3枚組のサントラ38曲（107分）、ドラマCDは5トラック68分の収録で、サントラも良かったしドラマCDも思いのほか丁寧な作りだったので良かった。
オリジナルサウンドトラック
サントラ38曲（107分）だから全曲収録ではないのかな。ティアクラに引き続き制作は三浦さん続投ぽい。
ゲームやってた時はそこまで思わなかったんだけど、単体で聴くと音楽良かったんだなぁとしみじみ。
ティアクラはグラフィックがDSなりにきれいだったし、各町にも特徴があったので音楽も相乗効果で更に良く聞こえたんだけど、つむじはPSPなのにグラが微妙でなんだか色んな要素がチープに思えちゃって…。あと演出とか使い方雑だな！とか音量調整そうなの？とか思ったところもあったし…
フィールド（ワールドマップ）音楽が好き。曲後半で実はコーラスが入ってくることに気づいてから、そこまで聞きたくてよくマップ画面のままPSP放置してた。
石川智晶さんの主題歌もゲームサイズで収録。この曲もいい曲。よくあのシナリオでこんな詞が書けるな…プロってすごいやと改めて感心。フルはiTSで買ったんだけど、どこにも歌詞がない…
ドラマCD
ドラマCDに収録されてる話は２つ。キャストコメントトラックはなし。
1つめはゲームの時間軸から3年前、主人公の母親・シグニイがマルティリオンの視察に出かける時の話。
2つめは100年前のテラスファルマ戦役の話。
ドラマ1：シグニイが視察に出かける時の話
1トラック8分半。登場人物は主人公・主人公の母親シグニイ・ミュラ、あと頭領。
ゲームから3年前の話。主人公の母親はマルティリオンの視察に出かけてそのまま帰らぬ人となったので今生の別れとなった時の話。
止める主人公くんと本気で手合せするシグニイさん。例の短剣を託した後、シグニイさんとミュラの会話。そして現在の主人公くんのモノローグで〆。
ゲームから3年前なので、主人公12歳で神谷ボイス（！！！）
神谷さんが異様にかわいいショタ声出してるーとびびったらこのドラマCDだと主人公12歳だった…！
こんな高音ショタできるんだね…！びっくりした。今まで聞いた神谷ショタの中で一番自然で好きかも。今まで低年齢キャラって無理してる感じがあって個人的に微妙だったんだけど、これはいいショタ神谷。
ショタ神谷（かわいい）モノローグ＞絶叫＞泣きって聞けるし、なんか得した気分。
15歳のゲーム本編主人公声もさわやか高め少年声で好きだし、この12歳ショタ声も好きだし、ぼくにも剣教えてよーなちび主人公くん5歳（CV.みゆきち）も好きだしで、つむじ主人公くんはかみや厨なわたし的にとても良キャラだな（声は）
なんかショタ神谷ボイスですごく盛り上がってしまったけど、結構いい話だったよ！（とってつけたように）
ゲーム本編の仲間内の話の薄さを補完するかのように、シリアスで良い話だったので…２つ目の話もそうだけど、どうしてそれゲーム内でなかったのか悔やまれる…
ミュラはここでシグニイさんと話してたから、本編で気にしてたんだなぁとか、本編中での主人公くんの思想はここに影響されてたんだなぁとか納得。
キャストインタビューで3年前のミュラ16歳ってまりなんが言ってたから（http://www.konamistyle.jp/sp/genso_100y/comment.html）主人公くんとミュラって4歳差だったんだね…意外と離れてた。本編15歳にして達観しすぎだろ主人公…。
もしかしてジーノはかなり若かったりするのかな？そうだとしたら捉え方が変わるというか、キャラ絵老けてるな…
ドラマ2：100年前のテラスファルマ戦の話
4トラック1時間くらい。
こちらはトルワド・ロルフあたりの100年前メンバー中心の100年前のテラスファルマ戦の戦いの始まりから終わりまでのダイジェストを、オリジナルキャラのアイオニアの文官・ラティエ（CV.あみっけ）の視点で語る話。
ラティエは気の強い頑張る女性文官な良キャラ。もし宿星だったらフィッチャーとかテスラあたりの星になりそう。
…それにしてもこの話のトルワドさん（CV.小野D）がイケメンで！！乙女向けかと思うほどすごいイケメンで英雄っぽい！落ち着いた小野Dボイスもいいよね。
地奇星なのにまるで天魁星のようなカリスマっぷりで、好意を持ってる女性（ラティエ）目線だから数割増しで描かれてるのかもしれないけど心が広くて一々イケメン…これは惚れる…！とてもゲーム中の植樹パシリとは思えない…
トルワドさん主役で外伝とかラプソディアみたいな派生ゲーム出してくださいコナミ様…（スピンオフ出せるほど本体売上ないよ…）
でもトルワドさん剣士なのにラティエに俺の後ろから離れるな！的なこと言ってて、逆に危なくないかそれ？と思ったけど、紡時は前衛後衛レンジとかが存在してるんだけど攻撃力とか防御力に関係ないゲームだったので、もしかしたら中距離で延々破を撃ってたのかもしれない…。トルワドさん破しか使えないから…
ゲーム中でトルワドさん達なんで英雄とされてるのかイマイチよくわからないと思ってたけど、いち早くテラスファルマ襲来に備えてて先発隊として活躍したから噂が広まったとか、ちゃんと補完されててよかった。
独立した町がアイオニアと同盟結んだりも一筋縄じゃいかなかったり、戦況も切迫してたりして、ちゃんと戦争してる感があって良かった（ゲームにはなかったのに……）
大所帯でボロボロに疲弊したり、偉い人が無能だったり政治的なあれやこれに振り回されたりとか幻水っぽい。
ロルフさん（CV.ゆっちー）は小姑みたいだった。いつも一緒にいるんですねって言うラティエにうらやましい？って返答はどうなのｗｗでもシュラートに嫁がいるのか…
ゲーム中だと技継承だけのキャラだったマザリカさんがすごい扱い良い。上手く燃える展開になってる。蒼閃流パーティ組みたかったなぁ…。主人公くんと同じ展開なのに、トルワドさんだと不倫くさいｗトルワドさん天然タラシっぽいよね…。主人公くんは主に男をたらしこむけど、ご先祖様は女性をたらしこむのね…
100年前の仲間たちと宴会も良かった。酔ったムーイー＠金朋の怪演が怖い。ゲーム中の食事イベントもこういう一発芸大会みたいのあればよかったのに…どうしてあんなサブ職業習得用の苦行になってしまったん…
最後にゼフォンたん登場。彼は100年前の時間軸の人だったの？
結局彼はどこまで知っててどういう目的で行動を起こしたんだろう。5以降のゼのつく天間星キャラは全員素性も目的も謎のままでいいんじゃねルールはいい加減やめてほしい…。
まとめでOPがかかって終了。この曲がかかるとすごくいい話に思えるからずるいｗ
そんな感じで、なんかサントラが良かったのと、12歳ショタ神谷ボイスがかわいいことと、トルワドさんがイケメンなことしか書いてない気がするけど、思ったより全然良いCDだった。ドラマのシナリオとか意外とちゃんとしてて驚いた（失礼）
ゲーム本編で薄かった現代や200年前の仲間たちとの話とか、その辺交差した話とか、レネ様の過去話とかのドラマCD作ってほしいなー。紡時もう展開ないのかな…
コナミデジタルエンタテインメントPSPゲーム『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』主題歌 The Giving Tree - Single - 石川智晶
