「幻想水滸伝 紡がれし百年の時」9時間くらいやった感想

幻水つむじ、とりあえずファーストインプレッションめも。9時間位プレイした感想。
多分レベル上げとか寄り道結構してるので進行は遅めだと思う。話の大きなネタバレはないよ。


今はワイバーン倒して、雪山行くぞってあたり。
ようやく戦闘の連携とかの意味がわかってきて、楽しくなってきた感じ(遅い)
今のところの印象、全体的に平均点の高かったティアクラより、気になる部分が多い。


わたしが一番気になるのはグラフィックと演出。
会話時キャラの立ち絵がひどい。PSPなのに…
メイン数人はまだいいんだけど。(でも主人公の表情変化で気になるものもある)
リメイクが出るなら描き直すレベル。あんまり絵が描けてないような…解像度が足りないような…
モブに至っては同人ゲームみたいな絵と塗りで、序盤からこうなら終盤どうなっちゃうんだろうって心配…


等身が上がったポリゴンは基本ぼっ立ちか歩くか位。細かい演出とかあんまない。
あんまり変わらないポリゴンモデルを見ながら、会話でイベントシーンが進む。
その分声が補ってるところもあるんだけど、ペルソナやテイルズみたいなポリゴンが良かったなー。もっと動いてほしい。
あ、でもティアクラみたいに要所にアニメーションが入って、これが立ち絵と比べると、ちゃんときれいに出来てる。地味だけど。立ち絵もここに描いてもらえばよかったのに…


あとティアクラ主人公のことを「そんなのやってみなきゃわかんねぇだろ」教の教主()とか言ってすみませんでした。
今回の主人公や周りは一々細かいことは言うのに、本題はあんまり気にしない気がするので、テンポ至上主義だった前作と比べて、セリフ過多な印象がある。

移動/マップ/本拠地

移動

移動は最初から走れる。走るスピード若干速すぎるようなw
3Dでカメラがカーソルで回せるけど、自動で回るスピードが速くて、マップ見づらいところがあるので3D苦手な人は酔うかもしれない。まぁそもそもそんなに複雑で細かいダンジョンは出てこないかな…

ワールドマップ

ワールドマップはティアクラと同じ地図を移動だけど、今回はダンジョン(山とか森)以外は歩けない。
町とか本拠地は3Dの一枚絵(?)からカーソル動かして行きたいとこ選択するか、△ボタンで行けるとこ一覧が出てくるので、そこから選択すると建物の中の人との会話画面になる。あ、ラプソディアと同じかな。

本拠地

本拠地内も歩けない。町とかと同じ施設選択→会話。
工房とか鍛冶屋とかダンジョンとか、幻水より別RPGっぽい気がするけど、何かと言われると思いつかない。
夕食をパーティメンバーで一緒に取れて時々会話イベントが発生する。ラプソディアの焚火みたいなシステムがある。
これは仲間増えたら面白くなりそう。料理の種類も増えるみたい。

操作とかインターフェイス

あんまよくない。ボタンの配置とか、セーブとかちょいちょい不親切。気にしなければなんとかなる位だけど。
会話ウィンドウの本文フォントはもう少し細い方が読みやすいと思う。
どこでもセーブ可能で、行動目的や履歴がメニューから確認できるのはいい。
全体的にRPG制作経験値が低い、幻水シリーズそんなにやってないスタッフが作ったような印象を受ける。変な部分で初心者向け。

戦闘

戦闘は6人パーティで2人〜6人までの連携が可能。
連携っていう3のバディみたいなのを組むと「いっしょに」コマンドが使えるようになる。
シンボルエンカウントで、基本逃げれる。


戦闘のエフェクトとかは地味。
あと今のとこ隊形?陣形の意味合いがよくわかってない。武器レンジないみたいだし(?)後列にいても普通に攻撃されるし。
あと後列の味方を敵が攻撃する時、その前にいる味方キャラのポリゴンをぬるっとすり抜けて行ってびびった…!3列も作らなきゃよかったんじゃ…


今回は伝承システムって、100年前の人と現代の人と同じパーティに入れて技を数回使うと、その技が伝授されるシステムがあるんだけど…今4、5回くらいやってて、これ一々めんどくさい、後何回やるんだろう…って思ってる。


パラメータが今回誰に向けてなのかとっても親切。「強さ」「素早さ」「賢さ」みたいな…。
多分このゲーム新規よりシリーズのリピーターの方が多そうな気がするんだけど…


戦闘終了時に敵撃破の条件によって経験値にボーナス入る。6体同時撃破で経験値○倍みたいな。上手くやれば2倍くらいもらえたりする。だから従来のシリーズよりかは考えて戦闘する感じかも。それは結構楽しい。


他にも職業とか、連携の好感度とか、魔石とかいつもよりも戦闘の要素が多い。粗削りな部分も多いけど。
これはもう少し遊びながら色々試したい。最初は戸惑ったけど慣れてきた。

キャラクター

絵は不安になることが多々あるけど、声とキャラクターはちゃんと立ってていい感じ。セリフ回しもいい。けど結構だらだら喋る…
いやでも声優さんが豪華なので、声オタとしてはたのしい。

主人公(CV.神谷さん)

熱血系だったティアクラ主人公とは対極の、優しくて真面目でちょっと繊細そうだけど芯は強い…みたいな子。
セリフ量としては前作と変わらなさそうなくらいいっぱい喋る。穏やかで真面目系ボイス。夏目をもう少し普通の少年にした系(よくわからん)
わたしが好き系かみや声!!なのでボイスあるところのセリフ早送りができない…!
神谷ボイスの時点でわたしの中では好感度が100点満点だとしてプラス60点くらいされるので、ゲーム進めるの楽しいけど、そこを取ったらRPGのプレーヤーキャラとしては若干面倒くさいタイプかも。

ミュラ(CV.井上まりなん)

ヒロイン…なのかな?色気のないめんどくさがりヒロイン。うざくないのでありがたい。

ジーノ(CV.福山じゅんじゅん)

またもやヘソ出し幼馴染…!彼の不幸はPV用なのかそれとも後々の伏線なのかが判断つかない。

トルワドさん(CV小野D

やたらいい人な100年前の英雄で主人公のご先祖様。相棒はティア(TOA)みたいな顔したゆっちー。
多分主人公は10代後半くらい、トルワドさんは多分20代後半位で、少年神谷ボイスと青年小野ボイスキャラが兄弟みたいだーって仲良くしてると、なんだかニヤニヤしてしまう。
トルワドさんを筆頭に100年前の人たちは特に対価もないのに、主人公に技を教えてくれたり、特訓付き合ってくれたり、里に苗木植えてくれたりしてくれる暇j…いい人。
今のところ英雄トルワドさんCV.小野DLV50暇人パシリって認識。
わたしの中ではなんとなく癒し系ポジションなので、またイベントないかなー、声出ないかなーって今思ってる。

ストーリー

9時間やった感じでは、なんとも言えない。いいのか悪いのか判断がつかない。
シナリオや世界観設定の穴なのか、伏線なのかがわかんない部分が結構ある。だから今のところは強引だなーって思ったりもするんだけど…。
伏線だとしてどう展開するのか、あんまり想像がつかない。でもティアクラもそんな感じだったしなー。
ティアクラがパラレルワールド的な100万世界応用編なら、こっちはタイムパラドックス的100万世界応用編なんだろうけど、今は話の序盤なので全体像はわからない。これからに期待したい(えらそう)
相変わらず幻水要素は取ってつけたような感じではある。

今のところのまとめ

全体的にグラフィックの雑さが気になったり、UI洗練されてないなってところも結構あって、制作者に無理スンナって言いたくなる時が多々あるような気がするけど、もし話が良ければ全然チャラにできそう。主人公いっぱい喋るし!…少しだけ、またかみやホイホイされて買ったゲームはこうか…とも思ったけどww戦闘楽しくなってきたのはいいよね。
また帰ってきたら続きをやるー。アマゾン見たら酷評で吹いたw