声優アワードの神谷スピーチまとめてみたりとかアワード徒然感想とか

第七回声優アワードの授賞式の中継を見ていた。
アワード自体に不満はあっても、結局毎年スーツ神谷さんのスピーチは素晴らしいなぁと感動しちゃう。
それで過去のアワードのスピーチで何言ったか気になって調べたので、折角だから貼っておく。

第二回 サブキャラクター男優賞(助演男優賞

http://www.famitsu.com/anime/news/1214069_1558.html
身に余る光栄です。ありがとうございます。
これからも僕はずっと声優です!

第三回 ベストパーソナリティ賞

http://www.famitsu.com/anime/news/1222611_1558.html
高いところから失礼します、神谷浩史です。
ラジオは僕にとって特別なメディアで、子供のころテレビが一家に一台だった時代、ラジオは僕にとって初めてひとりで楽しめるものでした。
そうしたラジオに関われていることを本当に幸せだと思います。僕が関わらせていただいているすべてのラジオ番組のスタッフ、そしてパーソナリティー、そして何より番組を聴いてくださっているすべてのリスナーの代表としてこの賞を受け取らせていただきたいと思います。

第三回 主演男優賞

たびたび高いところから失礼します。
本当に感激と緊張のあまり、言葉がうまく出てきません。すべての方々に感謝しております。
その中でも『夏目友人帳』の緑川ゆき先生、『さよなら絶望先生』の久米田康治先生のふたりに最大の感謝をしたいと思います。僕がここに立っていられるのはおふたりのおかげです。
神谷浩史、これからもずっと声優です。本当にありがとうございます!

第六回 最多得票賞

http://www.famitsu.com/news/201203/29012341.html
高い所から失礼いたします。神谷浩史です。
このたびはこのような素敵な賞をいただきまして、誠にありがとうございます。
それもこれも作品を愛してくださるすべてのファンの皆様のおかげだと思っております。本当に本当にありがとうございます。
そして、僕が関わらせていただいているすべての作品、すべてのスタッフ…
その中でも僕を1番近くで支えてくれている青二プロダクションのスタッフに最大限の感謝をしつつ、この賞をいただきたいと思います。
本当にありがとうございました。

第七回 最多得票賞

高いところより失礼します。神谷浩史です。
このように素敵な賞をいただけることを嬉しく思います。それも一重に作品に恵まれ、そしてその作品を愛してくださるファンの皆様のおかげだと思っております。本当にありがとうございます。
そして青二プロダクションの一員としまして、弊社スタッフ、頼もしい後輩、そして大好きな…本当に大好きな大先輩方と一緒にこういったステージを共有できることを、本当に嬉しく誇りに思います。
これからも信長くんのように爽やかに、真弓さんのように底抜けに明るく、野沢さんのようにパワフルに、そして青野さんのように誠実で、尊敬され、みんなから愛される…そんな声優を目指して頑張って行こうと思います。
本当に今日は皆さん、ありがとうございました。

第2回みじかっ!これもう一人の受賞者の小野さんが結構長かったから巻いたのかしらと思う短さ。でもわたし裏話とか含めて2回目が一番好きだな。
スピーチとしてはベスパの時のやつが好き。ほんとラジオ愛してるんだなって感じで。
2回目の関係者前での「声優の歴史を〜」ってスピーチも好きだった。横でその様子を写メっててあとで神谷さんに怒られてた小野さんも…w
1回目は確か受賞者のドラマCDがあって、2回目は主演密着なドキュメンタリーDVDが出て、4回目はムック本みたいのが出てたのに3回目の冷遇さよ…
中継見ながら今年は神谷さんのスピーチ短いなって思ったけど、文章量で見ると一番長かった。平均的にスピーチ時間自体が長くなってるのかな。


わたしは公的な場でのだらだらと要領を得ない話はあんま好きじゃなくて、頭の回転が速い喋り上手な面白い人とか、言葉がつっかえない・どもらないですらすら喋れる人スゲーなって思うので、毎年このスピーチの神谷さんが大好物。いやまぁスピーチしなくても大好物だけどね☆
人前で喋ったり、自己表現をするのが苦手だから、余計にそういう人に憧れるんだと思う。


声優さんだから声やお芝居がいいのは当たり前なんだけど、あのトーク力というかプレゼン力はすごい。
去年も思ったけど、何も知らずにあの中継見てもわたし神谷さんが一番いいね!って言うと思う。…まぁ信者の欲目かもしれないけど…
スピーチの構成と喋りと佇まいが段違いで上手いし完成されてると思うけど、そのテクニックを見せつけすぎず、ウェットになりすぎず(ここがいい)、立ち位置と空気を読んでるけど自分らしく、さりげなく、そして簡潔にまとまってるのがほんといい。
今年はなんか青二受賞者総括してたけどw皆何日も前からスピーチ考えてるだろうに、あの場でまとめた感がかっこいいなぁって思って見てた。


そんな感じで、結局このイベント自体に色々不満はあるのに、今年もこの人が好きでよかった、応援して良かったと思わされたアワードだったw
まぁそういう感情を持たせられることも人気の一因なんだろうな。うむ。


去年の代理アワードが不評だったのか今年は出席率良くて、こんな機会でもないと姿が見れなさそうな方とかも見れて面白かった。
見ながらやっぱベテランとか大御所の人たちの存在感はすごいものだと思ったり。
新人や若手の人たちがどこかぎこちなく賞を受け取ってるんだけど、ベテラン勢は全然雰囲気が違った。
ベテランになるとその年まで仕事を一線で続けてること、そこまでたどり着いたこと自体がものすごいことなんだろうなと。
それは今更何らかの賞というラベルを数枚貼られたところで、賞より本人のそれまで築いてきたものの時間と価値が揺るがないから、堂々としているんだろうなぁ…とか思わされた。すごい仕事だ。
勿論何らかの評価をされる、その評価を付けて売り出そうと判断されることもすごいことだと思う。受賞者の方々おめでとうございます。


あ!あとついでにその後のアニスパでの神谷さんコメント

神谷浩史です。
えーとですね。まぁあの昨年に引き続きと言うことで、本当にこんな素敵な賞をいただけてうれしく思っております。
えーそれもこれもですね、2012年色んな作品に出演させていただきまして、あの〜偽物語と言う作品に始まり猫物語に終わると言うですね、まぁ物語シリーズにこう彩られた…まぁそう言ってしまうと他の作品に失礼なんですけど(笑)
しろくまカフェだったりとかイクシオンサーガだったりとか、本当に色んな作品に出演させていただきまして、その作品を愛してくださった皆さんのおかげで、こうしてこの賞をいただくことができました。本当に皆さんありがとうございます!
今年もですね精一杯頑張って、声優業界のために尽力していければと思っておりますので、今年もよろしくお願いします。
神谷浩史でした。